そうだ、エヴァートンを買おう

BBCの記事読みましたか?

 ジレットさんはヒックスさんと共同でリバポをお買い上げになるそうですよ、470mポンドで。ムーアズのヴォケは51%株式を持ってるからDICに比べて個人的に約8~10mポンド(24-25億円)の更なる儲けになるそーです。

んで、記事読むと卒倒するんですが、

Gillett has impressed Liverpool with his proposals and the speed at which he completed due diligence – the process of investigation by potential investors – in three days.

じれっとさん、デューデリ3日間でやったんだそーです。

うそこけ、このxxx!!!お前はウォーレンバフェットかっつーの!!!

バフェットは前から欲しい会社が適切な値段であれば1日でディール決めちゃうような事が過去に何度もありました(下例参照)。しかしですな、この人=バフェットは天才ですから。

1983年: (53歳)

  • 6000万ドルでネブラスカ・ファーニチュア・マートを買収。バフェットは何気なく店を訪れ、この企業の女性オーナーに「おばさん、店を売る気はないかい?」と尋ねた。そうすると、「あるよ」と答えたので「いくら?」と尋ねた。そうすると「6000万ドル」と返答がきた。バフェットは事務所に戻り6000万ドルの小切手をすぐに作り戻ってきた。あとで、正確に資産調査をした時に8400万ドルが正確な資産だと判明したが、「先に言った事を撤回できない」との女性オーナーの判断で買収は了承された。実のところ、バフェットはオーナーの息子と事前に交渉しており、売りたいことも知っていたようである。この年、株式のポートフォリオは13億ドル程度の価値と評価される。

ソロモンブラザースがちょんぼやって会社の屋台骨が傾いた時にトップとして会社を救済した時や、

(後にLTCMを設立したジョン・メリウェザーの部下の背任行為でソロモンは倒産寸前まで行きました。当時2番手以降の地位にあると言われていたソロモンブラザーズは、80年代に国債のディールで巨額の富を稼ぎ{注:80年代末にはやはり国債と裁定取引で、日本で巨額の利益を上げています。松本大さんがこの頃のソロモンに居た記憶が・・}この機会にゴールドマンやモルガンスタンレーに並ぶトップの投資銀行に追いつこうと必死になっていた頃です。当時のソロモンは所謂IBD部門が脆弱でした。)

友人に「あの会社を買収したいんだけど・・・」と聞かれた時に2時間丸まる財務諸表の解説をソラでやって解説した後に「いい買い物なので買え!」と言ったりとか。

こういう人がリバポのデューデリを3日でやったっつーのならすんごい説得力あるんですけど。天才は世の中にごく少数しか居ないから天才っていうんですよ。

でもね、バフェットなら買いませんよリバプールFC。得にビジネスとしてなら絶対に。

で、この記事よむと

ドバイのお偉いさんはスゲー怒ってるみたいです。

BBC sports editor Mihir Bose told BBC Radio Five Live that he believed Sheikh Mohammed was angry with Liverpool’s courting of tycoon Gillett who is expected to make a revised takeover bid.

Bose said: “Sheikh Mohammed is a very angry man and that is why he has pulled out

ここまでコケにされたら、オレならエヴァートン買うな。それで思いっきりLFCの邪魔するか。

LFCがじれっと&ひっくすに買われた最大のアキレス腱は、こいつらはリバポでビジネスをやって収益をあげようとしている事です。

しかし、プレミアには油とかアイスランド人とかラーナー家とか、ポンピーとか、リーガには白いところとか

「いや別にクラブが収益生まなくても 良いですから。趣味なんで」

という人達がいらっしゃるという事です。

こういう人達相手にビジネスマンが勝負挑んでも話になりませんがな。

だからDICのディールを袖にしたという事は

「趣味でサッカーチーム運営やってくれる素敵なオーナー候補」を敵に回し、「必死こいてクラブの経営で利益を上げないといけないアホなハゲタカにクラブを売った」つー事です。

だったらなんで

「株主の収益を最大化するのが会長としての勤めなので、ビジネスライクに一番高く買ってくれるところにLFCを売却します」と言わないんだ、ムーアズ?

それをいけしゃあしゃあと

「クラブに取って長期的に一番良いと思われる人にクラブを売ります。お金の問題じゃないんですよ」と言っても説得力なさ過ぎです。

想像したくないんですが、LFCの価値がこの後、飛躍的に高まっていったらジレットとヒックスは平気でクラブ売りますよ、ほかの人に。だってビジネスだもん。買える時に買って、数年+経営してさらにバリューが上がって「xxxミリオンポンド払いますぜ」ってやつが来たらクラブを売らない訳がない。

産油国の王様は別にお金積まれたって、クラブ売らないと思いますけどね。所有している事がプライドですから。

もし、Sheikh Mohammedが本気でムカついたらエヴァートン買うなきっと。今日のマージーサイドダービー(注:詰まらない試合)を見ていてそんな事を思いましたよ。

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2件のコメント : “そうだ、エヴァートンを買おう”

  1. hatto8107 Says:

    ムーアズはですね「責務として他の入札も精査する義務がある」とか言ってるわけですよ.もう支離滅裂なんですよ.ビジネスライクにやるか,趣味としてウェットにやるか,その切り分けもできていない.
    というか,人情を貫くためにビジネスを免罪符にしている気さえする.LFCをビッグクラブだと言うなら,あんたはそのトップにいるべき人間じゃないでしょ,と言いたい.

    とりあえず,どういう結果になってもアホ二人にはクラブを去ってほしい.どこからどう見たってDICは完璧なinvestorだと繰り返しておきながらこれだから.ファンも裏切る信頼のおけない人間ですよ.

  2. aston1970 Says:

    >「責務として他の入札も精査する義務がある」

    ごもっとも。
    ビジネスとしてやるならそうですな。

    だったら最初からビジネスと割り切ってやりゃ良かったんですよ。DICが買ったら自分がKick Outされるかもしれないので、それは嫌だって声明だすとかね。

    ジレットに関して言うと完全なパニックBuyで3日でデューデリなんか出来る訳ないですって。笑わせちゃいけない。

    本気でDICはエヴァートンかニューカッソー、トットナム、アーセナル当りに手を出しそうな気がします。その時みんな気づくでしょう、バカがLFCのボードに一杯居たと言うことを。


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