マンU対バルセロナ観戦記というか雑感。何故次の監督はモウリーニョでないといけないのか、という考察。

副題は

  1. 何故04年のシーズン、チェルシーはラニエリじゃなくモウリーニョで、だったのか。(グラントさんについては追って補足)
  2. 何故、モウリーニョ時代のチェルシーは精密機械のように組織が機能したのか。
  3. 何が、ファーガソン、ベンゲル、モウリーニョ、シャンクリー、ペイズリー、クロフ、そして恐らくマーティンオニールを優れた指揮官にしたのか。
  4. 今のバルセロナに決定的に欠けているものは何か。
  5. 何故、ラウドルップ/クーマンじゃ駄目なのか。

なのですが。

シーズン通じて、「何故、次の監督としてモウリーニョが就任するのが最善なのか」を言葉で表現するのに苦労してきました。みんなモウリーニョが良いって言うのは聞いてましたが。

実績?(でも、グラントたんでチェルシー今期はCL&リーグのダブルの可能性あるよ)

戦術眼?

選手獲得?

組織の運営?

今晩、OTの(Away席)最上段から試合を俯瞰していたら、思わず閃いて。しかもタイミングはスコールズに決められた直前からのプレー。これは全く皮肉ですが。

情報の伝達に齟齬が発生するかもしれない。でも、聞いて。今のFCBに欠けてる最大の要素かつ、モウリーニョがバルセロナにもたらすものは。

英語が堪能な人だとニュアンスが分かり易いのではないかと思いますが。

DISCIPLINE

です、以上。

そして、組織のdisciplineは(ピッチ上の)組織の長であるマネージャーがimplementするものであります。

これで、副題の1−5が説明可能。

バルセロナは、シーズンを通じて細かいミスや、信じられないポカを繰り返してきて。それを運/不運で言い訳してきたライカールトには、DAMEPO2号という組織にdictatorに近いdisciplineを全然インプリできてなくて。独裁者というよりは、民主主義者で、Mr. Nice guyなのですが。ラニエリも同様でしょうけど。

従って、Damepo2号の選手個人の能力と動きは平均以上であるものの。肝心な時に組織が崩壊/ミスを犯すのは。今日の失点なんかはボール奪取したクリアを端じゃなくて、真ん中に戻してまして、それをスコールズにかっさわれてましたし、その他にもミリート、ザンブロッタ、凸、プジョルともう大変。

結局のところ、今のバルセロナの組織に秩序&統制はなく、個々がバラバラに動いてるって事です。

こんな事を、シャンクリーが、クロフが、ペイズリーが、ファーガソンが、モウリーニョが許す訳ないです。マンUとDamepo2号の決定的な差はここです。よって結果は0−1でしたが、負けるべきして負けたと。

試合後。Awayファンは暫く(例によって)スタジアムに監禁されたのですが。FCBの役員が別の席からぞろぞろと退場するに当たって。ソシオからはBarca Si, Laporta No!の怒号が飛びかい。ラポルタは

「バルセロナの伝統に照らし合わすと、モウリーニョやラファでは合わない」

とか抜かしておりましたが。その前に、自分の首が飛ぶのが先かもしれないです。ボード内ではクライフ派と反クライフ派の派閥争いがあって彼も大変なんでしょうけど。

CL負け抜けした以上、ライカーが指揮を取り続ける理由は全くなく。今直ぐ、モウリーニョに土下座して就任依頼するべきではないかと痛感しました。これは私の周りの英語が出来るFCBのファンも同じ事を言ってました。(土下座しろとは言ってないですが、definitely Jose PLEASE!と)

インテルが何とかスクデットを取りそうだし=マンチーニ続投期待、ユーベは来期CL出場し=ラニエリ続投期待、マドリーはリーガのタイトルを取り、2年連続で優勝監督解雇は出来づらい状況。ミランだけは、アンチェロッティの去就が不安材料ですが。バルセロナはモウリーニョ獲得競争ポールポジションに居ると言っても過言ではありません。しかし、アクションを取るのに早過ぎる事はないでしょう。

一つのオプションとして、今シーズンの残りは暫定指揮官でも良いと思います。

と、ここまで書いて、さすがに疲れたので寝ます。

「何故今のバルセロナにモウリーニョが必要なのか」が、言語で簡潔に(自分には)説明出来るようになったが故、負けた試合でしたが、見に行った価値がありました。

多分、続く。

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4件のコメント : “マンU対バルセロナ観戦記というか雑感。何故次の監督はモウリーニョでないといけないのか、という考察。”

  1. ヒナキ Says:

    筆者の意図とは違う意味で、はっとさせられる点のある記事でした。

    モウリーニョの植えつけたdisciplineがどんなものだったかは、touchline banを食らった試合でもチェルシーの選手がフツーに動いていたことからも見えたし、逆に今のチェルシーで選手同士がかぶったりセットプレーの守備が甘くなったりしているところからもうかがい知ることができようもの。
    ライカールトは確かにniceなお人ではあるけど、great coachではないなというのは、チェルシーとの抗争(笑)当時から思っていました。内部に不協和音が生じ始めている今、余計にそう感じます。

    今思えば、抗争当時のモウリーニョチェルシーとバルサは近年で最高のクオリティにあったのかもしれません。
    あれから時は流れてしまったものですね、お互い。

    あの抗争でかなり懲りた私としては、「よくdefinitely Jose PLEASE!なんて言えるな!」と嫌味のひとつでも言わせてもらいたいのですが(笑)、それに合理性のないこともよく分かっています。
    でも、モウリーニョウオッチャーとしては、次はスペインじゃない気がするんですよね。その次くらいじゃないかなと。

  2. I loved reds! Says:

    スコールズはの大一番」での決定力が蘇った事は、マンUにとって喜ばしい事でしょうね。
    (眼の病気やら、なんやらで長い間苦しんでましたけど)

    >優れた指揮官

    モーイズ組長は、まだまだっすか?
    DISCIPLINE…という面では、良いところまで来ていると思いますが。

    >何故、ラウドルップ/クーマンじゃ駄目なのか。

    ミカエルがビッククラブの監督に就くには、まだ早いですよ

    手元にある人材を生かすことは出来ても、他所から掻っ攫ってでも
    チームを作れるのか?という点にも不安があります。
    (この点が、ビッククラブへの適正を???するポイント)

    ヘェタフェでの成績は、会長のサポート&手腕があってこその結果ですしね。

    私個人はネタとして、将来的にはラウドルップにバルサの監督をやって
    もらいたいですけどね(笑) (コク、ペップが補佐役として就くことも希望)

  3. aston1970 Says:

    Hinakiさん
    ご無沙汰です。先週は魔物の巣窟に行ってましたが、時々、魔物は遅刻/サボるようです。リーグ戦ではすっかりご無沙汰になりました。
    代わりにチェルファソがKop End側の屋台において、臆する事なく青シャツ着て、ハンバーガー食べてましたが。両者の摩擦度は対前年比80%ダウンってところですね。赤シャツも特段野次る事もなく。

    04-05と05-06のCLは今思えば、最高のマッチアップだったと思います。これを現場で見れた事に、今更ながらですが、感謝している次第で。

    definitely Jose PLEASE!
    は、後述しますが、オッズの問題でして。算盤弾くカタランにとってもこのオッズが最高にリターンが高いのが分かってしまってるので、臆する事なく、恥も外聞もなく口にするようです。

    その次の次だとマドリーになってしまうので、やはりソシオらしく、ソシオのクラブに戻るべきではなかと。(笑)

    エントリは多分補足予定です。

  4. aston1970 Says:

    Redsさん
    これまたご無沙汰してます。
    スコールズはあれで良しとしましょう。まだスコールズなので救われた部分もありますが、それにしても凸、ミリート、プジョル、バルデスは。

    優れた指揮官=Great な指揮官=Discipline をインプリできる人に置き換えて下さい。
    モイズやアラダイスはGoodな指揮官ですが、Discipline を組織に植え付けているかどうか不明です。というか、個人的に、それはないと感じてます。この感じを言葉にする情報の伝達に齟齬が出るんですが。

    ラウドルップはいまバルセロナの監督じゃ駄目だと思います。結果が出ないと、即、裏の政治力に潰されます。モウリーニョなら結果如何に関わらず2年は耐えられます。この間にFCBは必ずターンアラウンド出来ます。これも後述します。

    ペップはちょっと勘弁して下さい。英雄が2回も裏門から追い出されるのを見たくない人は大勢居ると思いますので。ペップはどこかのクラブで修行&実績を上げてから、将来のオプションとして考えましょう。


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